黒潮町は四国/高知県の西南地域に位置し、温暖で雨が多い自然豊かな町です。
「黒潮町農業公社」では2013年の設立以来12名の方が研修を終え、現在も2名の方が研修中です。
ここで2年の研修を終えられた12名の方々は全員、黒潮町で就農されています。
一般社団法人 黒潮町農業公社
「黒潮町農業公社」では、キュウリとレモンを組み合わせた施設栽培で、農業所得1千万円を実現可能な新規就農者の育成を目指しています。
研修を終えた新規就農者に対しては、ハウスののれん分けや農機具の貸し出しを行っています。
黒潮町農業公社について
1.ビニールハウスの割り当て
研修生一人ひとりに1棟のビニールハウスを割り当て、植え付けから収穫まで一人で一貫した農作業をしています。
担当ハウスを持つことで、作物の生育に責任を持ってもらうとともに、生育と同様に大切な農業での経営感覚も併せて身につけてもらうのが目的です。
2.サポートハウスの貸与
新たに園芸野菜で生計を立てようとしたとき、ビニールハウスを立てる費用は大きな壁(経済的負担)になります。
そこで「黒潮町農業公社」では新規就農者を中心に、期限付きではありますが、安価に利用できるサポートハウスを構えています。
研修できる品目は、黒潮町として力を入れている「キュウリ」と高知県では珍しい「レモン」です。
一般社団法人黒潮町農業公社
組織形態:市町村農業公社
取組範囲:黒潮町全域
法人設立:平成 25 年 3 月 22 日
所在地:幡多郡黒潮町浮鞭 535-1
資本金等:50 万円(黒潮町基金 50 万円)
役員:理事 4 名、監事 1 名
従業員:正職員 1名、臨時職員 1名
事業内容
・農業生産:施設キュウリ 45a、施設レモン 8a
・新規就農研修:キュウリ、レモン
・農業機械の貸し出し:トラクター、堆肥散布機、管理機
資本装備
・施設等:園芸用ハウス4棟、環境制御機器、のれん分けハウス、中古ハウス 2 棟
・機械等:トラクター24PS1 台、堆肥散布機 1 台、管理機 1 台、動力噴霧機 3 台、軽箱バン 1 台、軽トラック 1 台
所在地
〒789-1911
高知県幡多郡黒潮町浮鞭535-1
TEL:080-2974-6843
お問い合わせ
下記フォームに必要事項をご記入の上、お問い合わせ内容をご送信下さい。
後日、担当者より入力頂いたメールアドレス宛にご連絡させて頂きます。
お問い合わせフォームが正しく表示されない場合は、何度かページの更新をしていただくか、下記リンクよりお問い合わせフォームを開いてください(外部サイトが開きます)。
黒潮町について
黒潮町(くろしおちょう)は、四国/高知県の西南地域にあり、幡多郡(はたぐん)の中では東部に位置します。
年間平均気温17度、降雨量2800mm前後と、南国特有の温暖で雨が多い気候を活かして、早くから施設園芸や花卉、水稲を中心に栽培が行われ、シメジやシイタケなどの栽培なども行われています。
また「土佐カツオ一本釣り漁業」が盛んであり、近年は完全天日塩も代表的な特産物となっています。
美しい砂浜や磯が続く海岸線と緑豊かな山々の広がる黒潮町では、自然資源を活かした「ホエールウォッチング」、「天日塩づくり」、「カツオのタタキづくり」などの体験型観光と、土佐西南大規模公園を活用したスポーツツーリズムの推進により、県内外から多数の方が訪れています。
自然あふれる黒潮町には、「私たちの町には美術館がありません。美しい砂浜が美術館です。」をコンセプトに、4kmの砂浜を「美術館」に見立て、「美しい松原」や沖に見える「くじら」、流れ着く「漂流物」など全てを作品とした「砂浜美術館」があります。
春には「Tシャツアート展」や「シーサイドはだしマラソン」、冬には「漂流物展」などほぼ一年中何かを見たり、遊んだり、楽しむことができます。
黒潮町公式HP
https://www.town.kuroshio.lg.jp/
NPO砂浜美術館HP
黒潮町へのアクセス